days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

中国風


レヴェル42の名曲『チャイニーズ・ウェイ』(The Chinese Way)は大好きな曲です。
ノリの良い軽快なリズム。
所々中国風でありながら東洋人からしても左程違和感の無い、つまりは邪魔にならないオリエンタルなシンセサイザー
そして、西洋人から観た、素朴だけど中国への敬意が込められた歌詞。
ここに摂訳ですが訳文を載せましょう。


過去に戻る旅に出掛けよう
西洋世界を後に残して
北京へ続く山々を横切ると
そこは提灯が優しく揺れる場所


中国の風習
それは謎に包まれている
中国の伝説は大きくなる


僕は目を大きく見開く
風を感じると
広東語の言葉が
穏やかに聴こえる


師匠の横に立つと
彼は根気良く語り出す
秘密の知恵と神聖なる風習を
竜の時代から伝わる真珠の知恵を


決して嘘をつくまい
名誉の為に死のうとも
中国の風習に従おう


その大昔、英雄たちは世界を統べた
(幾人かは冷酷な世界で愛の為に命を落とした)
彼らこそ、冷酷な世界で本物の英雄だった


決して嘘をつくまい
名誉の為に死のうとも
中国の風習に従おう


山々から北京に向かう
そこは提灯が優しく揺れる場所


中国の風習
それは謎に包まれている
中国の伝説は大きくなる

原文は、先日ご紹介したLyrics-songs.comをご覧下さい。


今の冷え切った日中関係に必要なのは、互いへの敬意だと思うのですよね。
国だけではなく、人への敬意も薄れつつあるから、冷たい世の中にもなりつつあるのでしょう。
世界を覆いつつある自国さえ良ければいいというナショナリズムも、無関係とは思えません。
他者への関心が薄れつつあるのかも。


収録アルバム『ザ・パーシュート・オブ・アクシンデンツ』も、その内にご紹介する予定です。


Pursuit of Accidents / Standing in the Light

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