days of cinema, music and food

徒然なるままに、食い・映画などの情報を書いていきます。分館の映画レビュー専門ブログhttp://d.hatena.ne.jp/horkals/もあります。

私のは青でした


えびパンさんからメールを頂いてから数週間。
色々と忙しかった私生活もひと段落付いたので、手を出してみることにしました。
と、おやおや、ajisaiさんとtake51さんも既に入手されたようですね。
何の話かと言うと、(株)石山製作所のマスコット除電器ETS-Mのことです。
本記事だけではなく、お2人の力の入ったリポートもご覧下さい。
非常に参考になります。


静電気除去=ノイズ除去であるとアークスの白須さんに教わり、且つ衝撃を受けて以来、システムへのサンダーロンフェルト処理を白須さんにお願いして来ましたが、ほどなくしてアークス顧客のえびパンさんからも熱のこもった長文コメント&メールも頂くようになりました(^^
ありがたいことです。
今回もえびパンさんからの情報で購入出来ました。


皆さん書かれていますが、石山製作所の通販フォームは非常に手ごたえがありません。
入力後は応答メールも一切無く、ある日突然ポストに茶封筒が入っているだけです。
また、そもそも個人を想定していないからか、会社名入力が必須となっていました。
一瞬迷った挙句、「Horka(←私の姓)製作所」と入れました。
皆さん、どうしてされたのでしょうか。


そして今週頭に封筒に入ってやって来たのが、青いコイツ。
黒、緑、青の3色の存在が確認されていますが、ランダムに出荷しているのでしょうか。
さっぱり分かりません。
第一、値段からしてもばか売れするとも思えない製品(失礼)の種類を増やしたら、当然単価が上がります。
商売としては不利な気がします。
またこの会社の製品は、試用期間として借用して気に入ったら購入し、試用機は返却というのも面白いです。
色々と不思議な会社のようです。


封筒には除電器入りビニル袋と郵便振込用紙が入っています。
ビニル袋には取扱説明書とナイロン製タコも入っています。

まず除電器ですが、本当に100円ライターのように安っぽい。
これで4,000円もするのかと感じます。
使い方は簡単。
レバーを押すだけです。
このレバーも「カチリ」とも言わずに「シュコ」と手応えが無く、本当にこれで除電されているのかと思います。
その不安を払拭する為にタコが入っているのです。
このタコ足をこすると静電気で脚が広がります。
しかし除電器でカチリとすると、一瞬で静電気が除去されて脚が真っすぐになります。
遊び心のあるアイディアも含めてちょっと面白いですね。
子供も遊べそう。
一方の取説は文章も含めて非常に内容が硬い感じ。
単語や手順説明など、一般人向けに書かれてはいないようです。


さて、まずはサンダーロン処理していなかったAVアンプPioneer VSA-AX3を、昨日のアークスへの返却前に試してみました。
スピーカやプレイヤー、パワーアンプ、ケーブル類はサンダーロン済みですが、これだけしていなかったのです。
高域がやや気持ちビビリが感じられたのが、どうなるでしょうか。
普段からサンダーロンブラシで撫でてはいましたが、完全には取れない感じでした。
しかしEST-Mを使うと激変。
ビビりが全くありません。
これは強力。
かなり良いんじゃないでしょうか。
というか、期待以上でした。
4,000円でAV機器の性能を引き出すんだったら、相当に安いものです。
返却前夜まで、音楽CDを聴く前にはVSA-AX3相手に「シュコ」していました。
今ではプレイヤー、アンプ2つ相手に「シュコ」しています。


昨日いらした白須さんは、石山製作所社長からの情報として「スピーカはユニットが振動で帯電するらしいんですよ。これは効きますよ」とおっしゃっていました。
我が家のスピーカのバッフル面はサンダーロン全面張りなので帯電も軽めのようですが、それでも帯電はゼロではありません。
視聴前にはユニットにシュコシュコしましょうか。
調子に乗ってプレイヤー、アンプ、AVラック、各スピーカユニット、プロジェクターもシュコシュコしました。
映像なのですが、最初は本当に効果があるの?というくらいに分かりませんでした。
一番最初にサンダーロンフェルトでBlu-ray Discを除電したときの衝撃とは程遠かったくらいです。
そのように白須さんにも言ってしまったくらいですから。
しかし改めて「シュコ」してから良く見ると、字幕や物の立体感、陰影が向上しています。
こういう場合、映画会社のロゴ(大体がCG)や字幕など、かっちりきっちりした部分で見比べると分かりやすいかと思います。
期待程激変とは行かなかったように感じたのは、我が家のサンダーロン処理が普段から効いているからなのか、あるいは映像も音声もアナログ接続だからなのか。
白須さん曰く、アナログよりもデジタルの方が効果が高いそうです。
また、音よりも映像の方が効果がありますとおっしゃっていましたが、私には音の方が効果があるように感じました。
これもシステムによって違うかも知れません。
ともあれ、ますます音量を上げても心地よくなり、うとうとしそうになります。
音量がかなり大きいので、音楽鑑賞中にやって来た妻にまるで気付かず、「耳大丈夫なの?」と言われてしまったくらいです(^^;
そうか、今度はスピーカケーブルやラック裏手の電源もシュコシュコしてみましょうか。


白須さんが現在導入している機種(blogで見る限りEST-P)は、部屋全体の帯電を除去していて凄いとのことでした。
ちょっと興味がありますね。
自分の家でやってみたらどうなるのか、と。
除電器も電源入れっぱなしだから、手間も省けるし。
しかしおいそれと20万円以上は出せません。
借用制度を利用して、誰か試してもらえないものでしょうか。
特にハイエンド機器をお使いの方、どなたか如何でしょう?(^-^)