The value of a life is...

「他人の人生に影響を与えてこそ、人生には意味がある」
又は
「他人の人生に影響を与えない人生など無意味だ」
などの訳で知られている言葉があります。

初の黒人大リーガー、ジャッキー・ロビンソンの墓碑銘に刻まれている言葉です。

'The value of a life is measured by its impact on other lives'

1947年4月15日。ブルックリン・ドジャースのルーキーだったロビンソンに浴びせ掛けられたのは、歓声ではなく罵声でした。
観客やティームメイトからの圧力にも関わらず、彼はその年に打率.297、ホームラン12本、打点48の素晴らしい成績を残し、新人王に輝いたのです。
1949年には、打率.342で初の首位打者に輝き、ナショナル・リーグのMVPに選出されます。
1957年に引退し、1962年には野球殿堂入り。
公民権活動に関わるも、1972年に52歳で生涯を閉じます。

大リーグに入りたての彼が味わった差別や屈辱は、恐らく私の想像を絶するものだったでしょう。
それでも彼はやり続けました。
それが大リーグを動かしたのです。
自分では謙虚に「何も成し遂げていない」と言っていても、ロビンソンがいたからこそ現在のカラードの大リーガー、つまりはラミレス、ボンズ、ゲレーロ、そして野茂やイチローらがいるのです。

人間、多かれ少なかれ、他者との関わり無くしては生きられません。
その関わりから影響されたり、影響を与えたりしています。
私もまた他者、つまりは家族・友人・恋人・同僚・見聞きした人からの影響を受けて、今に至っています。
そして願わくば・・・他人にも良き影響を与えたいものです。
その為には自分自身の資産をもっと増やさねば。

30代でも、まだまだ小僧・・・クリント・イーストウッドの言葉を借りるならば'Kid'です。。
色々な意味で勉強の毎日、発見の毎日です。