days of cinema, music and food

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Wonder Woman

Wonder Woman
パティ・ジェンキンス監督の『ワンダーウーマン』は、友人と一緒にIMAX 3D字幕版と、家族と一緒に吹替え版で鑑賞した。
思いのほか迫力満点のアクションが続く大作で、純真な女の子が世知辛い世間を知って絶望しそうになるものの、愛を知って成長する物語だった。
ガル・ガドットの美しさが見ものの1つになっているくらいで、まさに眼福。
また中盤のノーマンズ・ランドでの大戦闘場面は映画最大の盛り上がりを見せてくれ、そこが本当に素晴らしい。
ドイツ軍からの機銃攻撃を盾で一身に受けて耐えるワンダーウーマンの描写は、物凄い迫力で感動的ですらある。
しかも2度目に観て気付きなどもあって楽しかった。


以下、ネタバレ。
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最後の戦闘前夜、ワンダーウーマンことダイアナとスティーヴ・トレバー(クリス・パイン)は結ばれるのだが、そこまで恋愛などの描写も無くあっさりしているな、と思っていた。
2度目に観てこういう意味では、と思ったことが。
スティーヴは戦争の申し子で、平凡で幸せな日常を知らない男だ。
ましてや恋愛も。
だから明日にでも命を失うかも知れないので、ダイアナは彼を抱いて「あげた」のだ。
そう考えればそれまで恋愛描写が無かったのもあっさり納得出来ようもの。


これはBlu-ray Discなどのパッケージが欲しくなる映画だった。